【1泊2日】別府温泉で癒しとグルメ満喫|地獄めぐり・砂湯・絶景旅
日本一の源泉数と湯量を誇る大分県・別府温泉。湯けむりが立ち上る街並みや、多彩な温泉、そしてご当地グルメが旅人を魅了します。今回は、1泊2日で別府の魅力を堪能できるおすすめモデルコースをご紹介。地獄めぐりや砂湯、夜景スポットまで、充実した旅を楽しめます。
■ 1日目:別府の温泉文化と地獄めぐり
午前:圧巻の地獄めぐり
別府観光の定番「地獄めぐり」からスタート。
海地獄:コバルトブルーの湯面が幻想的で、温泉の蒸気が立ち上る様子は迫力満点。足湯コーナーもあり、旅の疲れをほぐせます。
血の池地獄:日本最古とされる地獄で、赤褐色の湯が不思議な雰囲気。温泉成分を使った軟膏や土産物も人気。
鬼石坊主地獄:灰色の熱泥が「ぼこっ、ぼこっ」と音を立てて沸く姿はまるで生き物のよう。
地獄ごとに個性が違うので、スタンプラリー気分で巡ると楽しさ倍増です。
昼:地獄蒸し工房でランチ
鉄輪温泉街にある「地獄蒸し工房 鉄輪」で、蒸気を使った郷土料理体験。自分で好きな具材(野菜、エビ、貝、さつまいもなど)をカゴに入れ、湯気が噴き出す蒸し釜にセット。10〜15分ほどで、素材の旨みをぎゅっと閉じ込めたヘルシーな料理が完成します。出来立てを食べると、ホクホク感と自然な甘みが口いっぱいに広がります
午後:明礬温泉で湯の花づくりを見学
午後は山手にある明礬温泉へ。江戸時代から続く「湯の花小屋」では、茅葺きの小屋から湯気が立ち上り、独特の硫黄の香りが漂います。見学すると、温泉成分が結晶化して「湯の花」として採れる様子がよくわかり、お土産として購入も可能。
その後は白濁した硫黄泉に浸かり、しっとり肌を包む湯ざわりを堪能。旅の途中でリセットできる贅沢な時間です。
■ 宿泊:別府湾を望む絶景宿
宿泊は、別府湾を見渡せる高台の宿を選ぶのがおすすめ。
部屋や露天風呂からは、夜になると“湯けむりの立ち上る街並みと湾岸の夜景”が一望できます。
夕食では、大分の豊かな食材を満喫。関あじ・関さばのお造りはプリッとした歯ごたえと甘みが絶品。豊後牛のステーキは口に入れた瞬間に旨みが広がります。
「温泉と景色と食」すべてがそろった夜は、非日常の極み。
■ 2日目:砂湯と絶景ロープウェイ
午前:砂湯で体の芯からポカポカ
朝は海辺にある「別府海浜砂湯」へ。浴衣に着替え、温泉で温められた砂の上に横たわると、係の方がスコップで全身に砂をかけてくれます。10分ほどで体の芯まで温まり、汗がじわじわ。まるでサウナのようにスッキリした気分になれます。波の音を聞きながらの砂湯は、ここでしか味わえない体験です。
昼:ご当地グルメ・とり天定食
ランチは市街地に戻り、大分名物とり天を。衣はサクッと軽く、中の鶏肉はジューシー。からしやポン酢につけて食べるとご飯が進みます。お店によっては大分の郷土料理「だんご汁」も一緒に味わえるので、地元感たっぷり。
午後:別府ロープウェイで鶴見岳山頂へ
旅の締めくくりは「別府ロープウェイ」。標高1,300m超の鶴見岳山頂に到着すると、別府湾と市街地が一望できます。
春は山肌を染める桜🌸
夏は深緑🌳
秋は燃えるような紅葉🍁
冬は雪化粧や霧氷🏔️
四季ごとに異なる景色を見せてくれるので、いつ訪れても感動します。展望台で深呼吸すると、旅の疲れが吹き飛びます。
■ 帰路
夕方、別府駅または大分空港へ向かい帰路につきます。地獄めぐりから砂湯、展望絶景まで、1泊2日とは思えないほど充実した温泉旅行となるはずです。
■ まとめ
別府は「見て楽しい」「入って癒される」「食べて美味しい」がそろった温泉地。1泊2日でも存分に満喫できます。週末のちょっとした旅行にもぴったり。次の休日は、ぜひ別府の湯けむりに包まれてみませんか?