旅行 九州編,  鹿児島

【1泊2日】一人旅|鹿児島 温泉とグルメ満喫コース

火山と海が織りなす絶景、そして南国らしい温泉文化が魅力の鹿児島。今回は指宿温泉の砂蒸し体験+霧島温泉郷の硫黄泉をめぐる、ひとり旅向けの1泊2日プランをご紹介します。

1日目:鹿児島市内観光&指宿温泉へ

午前|鹿児島市内をのんびり散策

鹿児島中央駅に到着したら、まずは市電に乗って天文館エリアへ。ここは鹿児島一の繁華街ですが、実は温泉銭湯が点在していて、朝から入浴可能な施設も多いんです。たとえば「みょうばんの湯」は朝6時から営業しており、100%源泉かけ流し。地元の方に混じって朝風呂文化を体験できます。旅のスタートに温泉は最高ですね。

朝風呂のあとは、近くのカフェで軽く朝食。天文館の「珈琲いづみ」では自家焙煎コーヒーと昔ながらのモーニングセットが楽しめます。落ち着いた雰囲気で、ひとりでも入りやすいお店です。

昼|鹿児島グルメで腹ごしらえ

お昼は鹿児島名物の鹿児島ラーメン。おすすめは「鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店」。豚骨ベースながらあっさりしていて、チャーシューがトロトロ。旅のエネルギー補給にぴったりです。

ラーメンの後は、市電で「城山展望台」へ。ここからは桜島と錦江湾を一望でき、まさに鹿児島の絶景。ひとりでもゆっくり眺めながら写真を撮ったり、ベンチで休憩するのもおすすめです。

午後|電車で指宿へ移動

鹿児島中央駅に戻り、JR指宿枕崎線で指宿へ。車窓からは錦江湾と桜島が広がり、途中下車したくなるようなローカル旅気分を味わえます。所要時間は約1時間。のんびり各駅停車で行くのもまた楽しいです。

指宿に到着したら、いよいよ名物の「砂むし会館 砂楽」へ。浴衣に着替えて砂に横たわると、スタッフの方が温かい砂を全身にかけてくれます。じんわり汗が出て、体が芯から温まる感覚は指宿ならでは。ひとり旅でも全く気兼ねなく体験できますよ。

夜|指宿温泉で宿泊

砂蒸し温泉を楽しんだあとは、宿へチェックイン。ひとり泊対応の温泉旅館も多いですが、リーズナブルに泊まるならゲストハウス指宿ポートなどの宿もおすすめ。

夕食は温泉街の居酒屋へ。地元の焼酎と一緒に、さつま揚げの盛り合わせやかつおのたたきを味わえば鹿児島らしさ満点。黒豚料理を提供するお店も多く、がっつり食べたい人にもぴったりです。

夜は宿の温泉でゆっくり疲れを癒し、翌日の霧島観光に備えましょう。

2日目:霧島温泉と山の絶景へ

早朝|指宿から霧島へ移動

朝食を済ませたら、早めにチェックアウト。JRで鹿児島中央駅まで戻り、そこから高速バスで霧島温泉郷へ向かいます(約1時間半)。レンタカーがあるとさらに自由度が増しますが、公共交通でも十分アクセス可能です。移動中は桜島を横目に眺めながら、鹿児島らしい風景を楽しめます。

午前|霧島神宮でパワーチャージ

まず立ち寄りたいのが「霧島神宮」。杉並木を抜けた先に現れる朱塗りの社殿は、南九州屈指のパワースポット。境内は広く、朝の空気が澄んでいて散策に最適。ひとり旅なら静かに自分のペースで歩き、心を整える時間が持てます。

参拝後は神宮近くの茶屋で、霧島名物「あくまき」(竹の皮に包んだ餅菓子)をおやつに味わうのもおすすめです。

昼|霧島の温泉郷で立ち寄り湯

ランチの前に、まずは温泉へ。霧島温泉郷には立ち寄り湯が点在しており、「さくらさくら温泉」の泥パック温泉や、「新湯温泉」の白濁硫黄泉が人気。露天風呂からは霧島連山の景色が広がり、まるで山と一体化したような開放感を味わえます。

温泉のあとは霧島の郷土料理ランチ。おすすめは、黒豚とんかつ定食(ボリューム満点なのに脂が甘くてあっさり)地鶏の炭火焼き(香ばしくジューシーな一品)

どちらも旅の後半に力をくれる味です。

午後|絶景スポット巡りとお土産探し

午後は「丸尾滝」へ。温泉水が流れる珍しい滝で、滝壺から立ち昇る湯けむりが神秘的。徒歩で気軽に立ち寄れるので、ひとり散策にちょうど良いスポットです。帰り道には「霧島温泉市場」へ寄り道。黒酢やさつま揚げ、芋焼酎など鹿児島らしいお土産が揃い、イートインスペースで軽食も楽しめます。

夕方|旅の締めくくり

鹿児島空港まではバスで約30分。鹿児島中央駅へ戻る場合も約1時間ほどで移動できます。空港では名物の「空港足湯」に浸かりながら、旅を振り返るのもおすすめ。最後まで温泉尽くしのひとり旅が楽しめます。

まとめ|ひとりでも満喫できる鹿児島2日間

1日目:鹿児島市内散策 → 指宿砂蒸し温泉 → 地元グルメ

2日目:霧島神宮参拝 → 硫黄泉の露天風呂 → 郷土ランチ&絶景散策

「砂むし+硫黄泉+街の銭湯」と、泉質も体験もバラエティ豊か。さらに黒豚やさつま揚げなどグルメも満喫でき、ひとり旅でも充実度は抜群です。

💡 ひとり旅ポイント

指宿と霧島の両方を回るなら、公共交通+レンタカーの組み合わせが便利

温泉は日帰り湯を活用すると宿代を抑えられる鹿児島は食べ歩きも楽しいので、夜は街へ出てB級グルメも味わうのがおすすめ